1.18歳で飛び込んだ「治す」ための修業時代
柔道整復師として20年活動してきて僕がなぜピラティスの導入に至ったか。
高校卒業と同時に弟子入りし、夜間専門学校に通いながら過ごした修行時代。資格免許がない為、骨折や捻挫の処置には参加できない中、肩こりや足のだるさなどの慢性痛に対しての技術をお師匠さんが教えてくれて患者さんに練習させてくださいとお願いして技術の研鑽が始まりました。
『楽になった』『軽くなった』という言葉をいただきとても嬉しく思ったのを今でも覚えています。
そこから修行の日々を経て資格も取得して急性外傷に対する処置なども経験、勉強させていただきながら成長していく中で、僕の中で最もやりがいを見出したのが『慢性痛』患者さんに対しての関わりである事に気づきました。
業界に入ったきっかけが首肩こりや膝の痛みに苦しむ母を少しでも笑顔にしたいという思いからだったので、必然といえば必然だったのかと思います。
そこからいろいろな手技を勉強して数え切れないほどの施術を行ってきました。
15年目の壁:「楽になるけど、すぐ戻る」の正体
15年ほど歩んできたその旅路の中で一定数、【施術後はとても楽になるけど、すぐ戻る】という方がいらっしゃいました。
『どうしたらこの人達は良い状態を維持できるのだろう』と思いながらも新たな策に出会えずにいました。
そんな折、クラシックバレエの講師でもあるスタッフからピラティスの勉強をしてるという話を聞きました。
僕とピラティスの出会いです。
クラシックバレエの動きや体の使い方がピラティスによって向上できるし、運動指導として使えば私生活にも良いと。
そこからです、業界歴15年経って初めて【運動療法】について勉強し直してみようと思い動き出しました。

衝撃の出会い:ピラティスが教えてくれた「脳の記憶の上書き」
バレエなんて全くできない僕ですが、運動不足の僕でもピラティスを行う事で何か変化を感じれるのならば、同じく慢性的な症状で悩む方々の力になれる可能性がある事を経験談を元に伝えられるのではないかと。
変化はすぐ実感できました。
背骨の運動のピラティスを始めただけなのに、長く患っていた頭痛肩こりの頻度が明らかに減ったのです。
たまたまか?と疑念を持ちながらも色々学んでいくと至ってシンプル。
背骨の胸椎が動かないが為に、首肩が代償的に動き過ぎていた為、緊張が高まり、頭痛が出ていたのではないかなと。
実際ピラティスをやってると、「ももの前力抜いて!ももの裏だよ力入れるのは!」
というやり取りが多々あります。
要するに人は、自分が動かしやすい、使いやすい筋肉を優先的に使ってしまう生き物なのです。
本来働くべき別の筋肉より、いつも使ってる使いやすい筋肉を使ってしまえば楽な気がする訳です。
若い頃はいいんですがね、だんだん年を重ねて、長く悪い使い方をしようものなら、【代償動作による慢性痛お化け】の出来上がりです。
なので、何が言いたいかというと、ただ闇雲に運動するだけでもダメという事。とりあえずジョギングする事はもちろん悪くはないのですが、そもそもその足の動かし方は合ってるのか?を考えて、間違った使い方を補正して、負担を減らして使う事を脳に記憶する、記憶の上書きをする事が慢性痛からの卒業には不可欠なのではと考えます。
そんな時に、マシンピラティス によるバネの力を使って正しい動きをガイドしてくれる機能が生きてきます。
おひさまの里のピラティスは「地味」で「確実」です
流行りのピラティスは優雅でよく動くイメージですが、おひさまの里のピラティスは地味です。基本ゆっくり、丁寧に、確実に狙った筋肉を目覚めさせる為に行います。ので派手さはなく、たいして動かないが、筋肉の未知の使い方に悪戦苦闘、苦悶の表情を浮かべる方もしばしば。
だけどもそこを超えると未来の笑顔に繋がります。思い描く理想の未来に繋がります。

理想の未来へ、一緒に歩みましょう
その未来にたどり着くための1つの手段としてピラティスは多くの可能性を秘めているなと感じています。今もなおずっと勉強不足の分野ゆえまだまだ未熟な僕ですが、自らの体をもって実験台としてさらに精進して皆様に還元していきたいと思います。
まずは地味で確実な一歩を。


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